フューチャリスト宣言
今日の当直のお供。
どうも茂木さんて自信満々ぽいから苦手で避けていたんだけどな…。
- 作者: 梅田望夫,茂木健一郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/05/08
- メディア: 新書
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茂木健一郎はやっぱりどうも…と思ってしまうが、対談相手の梅田望夫さんはとても良い方のように思える。アメリカのシリコンバレーに住み、インターネットでつながる社会をとても明るいものと捉えている点で、ともすればネットの闇が語られる世情の中では希望の持てる明るい未来を語ってくれるし、それが未来にひた走るシリコンバレー精神らしい。
インターネットの世界は広がり、Googleによって情報を自ら見つけて開拓していく社会となり、ほんのわずかな元手で始まったYouTubeが瞬く間に巨額の価値を付けていくその中では、何かが好きでどこまでも深く掘り下げていく、そういう人が成功していくと説くお二人。梅田さんは「中途半端だとサバイブ出来ない社会になっていきますよ」と言う。うーん、そこまで言われると、そんな中でサバイブなんて出来ませんよと反発も覚えてしまうけど。
個人的には今のWeb2.0化がどんどん進んでいく社会にはついていけない気はする。確かにネットは楽しいし、いくらでも調べたいことを自分の部屋で調べられるし、快適ではあるんだけど、その分リアルな部分が疎かになっていく怖さと背中合わせというか…茂木氏も言っているけど、「ネットへの興味とリアル世界の満足度は反比例する」。セカンドライフにもmixiにも夢中になりたくないなと。
のだめは一応。
あんまり進展無いですな。