MRI
というのはもうすっかりポピュラーな検査で、誰もが知っている。
が、その原理はTVが何故映るかを殆どの人が知らないのと同様、医者の殆ども知らない。しかし、研究に関わる立場となり、専門家さん達と一緒に仕事をする以上、勉強せざるを得ない…あぁ向いていないのに。細胞ちゃん達とだけ戯れていたいのに…と嘆いてばかりもいられないので、図書館で幾つか借りてくる。
正確に言うと、MRIの機械は使っているが、いわゆる形態画像ではなくて、プロトン(水素原子)に磁場を当ててスペクトル(波ですね)を得るんですよ。MRS(Magnetic Resonance Spectroscopy)という。
>>MRSは、組織の科学的情報を提供する。空間的位置がMRIの周波数を決定し、組織の化学的性質がMRSの周波数を決定するのである。従来からのMRIでは、周波数と位相とを空間的配置に従って変化させて選択された小さなボクセル(voxel)から発せられる信号を得る。すなわち、磁場が位置によって変化し、おのおのの位置における共鳴周波数が磁場のどこにあるかによって決定されるように、意図的に傾斜磁場が印加されるのである。つまり、このように周波数が変化することにより、空間的画像が作成されるのである。<<
「MRI超講義」PP221-222より。
誰かもっと分かりやすく教えてください…。
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さしあたっての疑問は、スペクトルの周波数Hzから化学シフトへの換算。磁場が変わると周波数は変わってくるのでしょうか?よくわからん…。
磁場を均一にする作業をシミングというが、シムが悪いと周辺の(遠い)位置にある物質のスペクトルが紛れ込むという。何故?と質問されたが、不勉強でわからず。説明されたが、わからない。
うーん、うーん、向いていないと思うんですよ、私には。
やっぱりこちらの方がいいなあ。
今買おうか迷っている本。
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時折参考にしているこの本も新版が出た。遺伝子と疾患との関わりを勉強するなら良い本で、第二版は持っているが取っつきやすさには欠ける気がする。
- 作者: 村松正實
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