フルトヴェングラー、カラヤン、チェリビダッケ
何となく3人のCD、映像など見返してみる。
- アーティスト: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,フランク,シューマン,フルトヴェングラー(ウィルヘルム)
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 1997/07/16
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (1件) を見る
フランクの交響曲は、最初とっつきにくく、きついなぁと思ってあまり聞かなかったのだが、勉強をしながらたまたまこのCDをかけていた夜があった。カップリングされているシューマンの交響曲1番の演奏後、フランクに入ったとき、雷を受けたように動きが止まってしまって圧倒的感動を覚えたのがこの演奏だった。
フルトヴェングラーは1954年に亡くなって、それはステレオ録音誕生直前だったから、すべての録音はモノラル。もちろんこのCDもモノラルだけれど、例外的にとても良い録音でもあって、その点でもお勧め。
- アーティスト: ワイセンベルク(アレクシス)
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2001/07/25
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (1件) を見る
以前、とても暗〜く落ち込むことが多かった頃、自分にとって慰めになったのがチャイコフスキーの悲愴。暗い気分の時には暗い音楽を聴く方が脱出できるもの。この映像(当時はLD:レーザーディスク)にはお世話になりました。特に第4楽章。
カラヤンってずっと目をつぶっているんだよねぇ(晩年は開けていたようだが)。
チェリビダッケって晩年は沢山来日して、我が兄貴などいつも行っては感動していた(羨ましすぎる)。
で、重厚なブルックナー演奏がもてはやされているけれど、チャイコフスキーも良いのだ。特に5番。LDで映像を持っていたが、しょっちゅう第4楽章を聞いた。圧倒的に遅いテンポ。楽団員の緊張感、とくにティンパニ奏者の表情がすごかったと思う。DVDになっていないのが残念。