マイケル・ナイマン ヴァスクス

マイケル・ナイマンといえば「ピアノ・レッスン」の作曲家だが、

ピアノ・レッスン [DVD]

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その中の主題を協奏曲にしたThe Piano Concertoと、フランスTGV北ヨーロッパ路線開通を記念して作られたMGV(Musique e Grande Vitesse)のカップリングCDを久々に聞く。
Nyman;Piano Concerto/Mgv

Nyman;Piano Concerto/Mgv

MGVはその題名(超高速音楽)どおり、テンポ早くテーマがリズミカルに延々と続いていく切れ目のない音楽で、聞いていると不思議な気持ちになっていく。
マイケル・ナイマンバンドが去年来日したときはアンコールでやったらしい。行った知人がいたく感動していた。羨ましい。

それにしても「ピアノ・レッスン」は映画の内容はポルノまがいでどうもよくわからなかったけれど、ピアノのテーマはホントに美しい。
現代音楽というと、何というか、不安をかき立てる音楽という印象を持つ人もいるかもしれないが、最近は随分と美しい曲を作曲する人も多い。

ラトヴィアの作曲家、ヴァスクスを知ったのは、前衛的な現代音楽を中心に演奏する、クロノス・カルテットのコンサートだったが、そこで演奏されたこの弦楽四重奏曲はとんでもなく美しい。

ラトヴィアの首都リガの管弦楽団の演奏したこのCDも。
ヴァスクス:メッセージ

ヴァスクス:メッセージ

ま、とにかく美しく劇的な音楽が詰まっているのだが、現在品切れらしい。