全聚得と偽北京ダック

日曜日、母、兄と銀座に北京ダックを食べに行った。
http://www.zenshutoku.com/
6800円の一番安いコースで、これでもか、という量の北京ダックが出てくる。普通に皮付き肉(ここは皮だけでなく肉が付いている)を巻いて食べるだけでなく、皮に砂糖をやはりこれでもかと振りかけたやつが出てきてこれが美味しい。ぱりっとした皮がちょっとしなっとした歯触りと混ざり不思議な食感。
それにしてもこのコース以外でもたっぷりと北京ダックが出てくるらしく、はっきり言って食べきれないのではないか、と思う。3万円のコース頼んで全部食べきれる人は凄いと思います。


で、とりあえず北京ダックは食べ飽きたと思ったのだけれど、家で安く真似できないかと、もどき、というにはあまりに偽の北京ダックを作ってみる。

まず鶏はふつーの胸肉を買って↓サイトのごとく調理する。
デイリーポータルZ:あの「うまいトリ肉」は作れるらしい
で、生春巻きの皮に、サンチュ、甜麺醤、鶏肉を載せる。甜麺醤の甘さにしつこさを感じないよう、店ではキュウリと大根だったが、ここではセロリを使う。
さらに、あの皮のパリパリした食感は、鶏の皮では出せないので、天かす、で代用する。

と、ここまで書いて、これはただの生春巻きではないか、と気づいたが、まぁ心は北京ダックなので。

味は、まぁまぁ…かな。自信を持って人に出すというには遠かった。お腹空いていたので美味しい。
春巻きの皮を蒸したやつに巻けるとずっと美味しいのではないかと。
天かすもその代わりにできれば、春巻きの皮を揚げて細かくちりばめてみたい。