DEATH NOTE 7

Death Note 7 (Death Note)

Death Note 7 (Death Note)

アトランタ、CNN内の本屋にはコミックコーナーがあり、日本漫画の英訳版が沢山ある。
迷ったが買ってみたのはこれ。アメリamazonで検索すると向こうでもとても評価の高いことがわかる。
7巻なのはこの巻が前半ハイライトであり、この物語全体の中でももっとも面白い部分の最後だから。


英語で読むと印象違うかな〜と思ったが案外そうでもない。一度読んだせいか、頭の中では日本語の台詞が浮かんできてしまって、英語の勉強にも、と思っていたがそういう意味では余りならなかった。大体主人公ライトの台詞は随分と説明的で感情的でない分、案外知りたいと思う表現が出てこなかった。



気づくのは日本語の擬態語の多さ。例えば、震える様を描写するのに、絵の脇に「ぶるっ」とか書かれている。そんなように動作の様子を表現する言葉だが日本語はこれが多い。震える人の脇に「震え」なんてのは書かれていない。しかるに、英語版コミックでは"TREMBLE"なんて書かれていたりする。味気ないでしょう、それは。


http://jweb.kokken.go.jp/gitaigo/index.html


ちなみにそういう擬態語・擬音語はオノマトペと呼ばれるが、これこそ人間の言語の特徴だ、みたいなことを霊長研で聞いたような気もする(違ったかな?)。