ミュゼ浜口陽三


千葉は銚子に住んでいたこともある版画家、浜口陽三(2000年90歳で没)の版画を集めた小さな可愛い美術館(ギャラリーというべき?)が日本橋にひっそりある。浜口はヤマサ醤油10代目の息子だったことから、この場所は元はヤマサ醤油の倉庫。
ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション(浜口陽三の美術館)


前から行きたかったのだが、今日ようやく行けた。
浜口陽三の版画は、ぶどう、レモン、アスパラガス、そしてサクランボといった果物や、おなじみの静物を主な対象に、黒い背景の中、それぞれがぽっと空間に浮かぶような画風で、目に優しい。
ちなみに奥さんの南桂子も版画家。味のある可愛い少女の版画を目にしたことがあるのでは。


大きなポスターでもあるといいのになぁ。
ちなみに開館してすぐに行きましたが、ずっと1人で静かに見ることができました。雰囲気もいいし、お茶も飲めるので落ち着きたい人にお勧め。